NetBeans: Serving Web Content with Spring MVCチュートリアルの実装

Serving Web Content with Spring MVCチュートリアルを、NetBeans 8.0.1を使って実装する手順

1. プロジェクトの作成
 [ファイル]→[新規プロジェクト]でプロジェクトを作成する。その際、カテゴリは[Maven]、プロジェクトは[Javaアプリケーション]を選択する。(Spring Bootのサンプルなので、ここで[Webアプリケーション]を選択すると面倒くさいことになる)
f:id:soutoku:20140930181925p:plain
 プロジェクト名は適当に[hello]とかにしておく。するとプロジェクトウィンドウの初期状態は下図のようになる。
f:id:soutoku:20140930182336p:plain

2. pom.xmlの編集
 チュートリアルページの「▼Build With Maven」にある「pom.xml」の内容でpom.xmlを書き換える。
 すると、プロジェクトウィンドウの内容が下図のように書き換わる。
f:id:soutoku:20140930182959p:plain

3. 2つのクラスと1つのHTMLファイルの作成
 デフォルトで作成されるcom.mycompany.helloパッケージは削除する。
 チュートリアルページの「Create a web controller」「Make the application executable」に従ってGreetingController.java、Application.java、greeting.htmlをそれぞれ実装する。
 プロジェクトウィンドウの内容は下図のようになっている筈である。
f:id:soutoku:20140930183453p:plain

4. ビルドと実行
 後はビルドして実行すれば、初回のみメイン・クラスの選択ウィンドウが表示された後、出力ウィンドウに下図のようなSpring Bootのメッセージが表示されアプリケーションが実行される筈である。
f:id:soutoku:20140930184235p:plain
 dispatcher-servlet.xmlとかapplicationContext.xmlを書かなくていいのは新鮮。

5. サイトアクセス
下記のようにブラウザからアクセスすると

http://localhost:8080/greeting
http://localhost:8080/greeting?name=User
http://localhost:8080/greeting?name=名前

「Hello, World!」とか「Hello, User!」とか「Hello, 名前!」と表示される筈である。